血液検査の結果ではっきり分かったこと

心療内科クリニック

前回の続きです。

療内科での血液検査の結果は以下の通りでした。

私が日頃感じていた体の不調といえば、
        •       運動不足
        •       すぐに疲れる
        •       気分が落ち込みやすい
        •       甘いものがやめられない

というもの。
それらの原因が、はっきりとわかりました。

それは、鉄分不足とタンパク質不足。
特に鉄分は「フェリチン鉄」という、体に貯めておくタイプの鉄が極端に少なかったのです。

一般的な数値が100前後と言われている中で、私のフェリチンは7。
先生からも「今まで相当きつかったでしょう?」と声をかけられ、心の中で思わず「そりゃ疲れるわけだ」とうなずいていました。

何もしなくても疲れているあの感じ。
怠けているわけでも、気の持ちようでもなく、体の中が本当にエネルギー不足だったんですね。

さらに、肝臓の数値からは脂肪肝も見つかりました。
これは、甘いものがやめられなかった時点で、なんとなく予想はしていました。

でもここで興味深い話がありました。

鉄分とタンパク質が不足すると、体が糖質(=甘いもの)で補おうとする性質があるそうです。
だから、甘いものがやめられなかったのは、単なる「意志の弱さ」ではなく、体が自然と欲していた結果だったんですね。これはとても納得できました。

その後の方針として、
糖質は少しずつ控えながら、タンパク質と鉄分をしっかり摂るようにとアドバイスを受けました。

今は、プロテインと鉄のサプリメントを毎日取り入れています。
そのおかげで、「何もしてないのに疲れている」という状態からは、少しずつ抜け出せるようになってきました。

先生が最後に言ってくださった言葉が、印象に残っています。

「心と同じくらい、体の状態を整えることも大切です」

今までは心ばかりに目が向いていましたが、体の声にももっと耳を傾けていこうと思えた出来事でした。

それから、心療内科の受診は月に一度のペースで続けています。
診察ではいつも「最近はどうですか?」と穏やかに声をかけてくださるので、そのたびに今感じていること──悩みや苦しさ、体調のことなどを話しています。たまに泣いてしまったりもするけどすべてを落ち着いて受け止めてくれます。

特別に何か具体的なアドバイスがあるわけではないのですが、先生はきっと、メンタルが不安定になっていないか、体の調子が崩れていないかをしっかり見てくださっているのだと思います。

こうして話を聞いてもらえるだけでも、少しずつ気持ちが整理されたり、安心できたりするものですね。

次回は、お仕事に関することにも少し触れていきたいと思います。
よろしければ、またお付き合いください。