こんにちは!いつも書きたいことが山ほどあるのに、色々な用事や疲れが重なって、なかなかブログを書くことができませんでした。
前回は心療内科での検査についてお話ししましたが、その続きです。
まず、受けた検査内容は次の通りです:
1. WAIS-IV(ウェイス) – 知能検査(言語理解、ワーキングメモリ、処理速度など)
2. AQ – 自閉スペクトラム指数
3. ASRS – 成人ADHDの傾向チェックリスト
4. 比喩・皮肉の理解テスト
結果について詳細は割愛しますが、何よりも「得意なこと」と「不得意なこと」の差がものすごく大きいことが分かりました。まさにこの「凸凹」の差が、発達障害の特徴なんだそうです。
そして、最終的な診断結果は以下の通りでした:
・ADHD(注意欠陥・多動性障害)特にADの傾向が強い
・ASD(自閉スペクトラム)の特性がある
しかも、「グレーゾーン」どころか、かなり重度の特性が見られるとのこと。実は私自身、「グレーゾーンかな?」と思っていたのですが、福祉手帳を申請するための診断では、「日常生活や社会生活に制限がある」とされました。
例えば、普段は問題なく生活できていても、強いストレスを感じる場面ではサポートが必要な人が、手帳の3級に該当する場合があるんです。まさに、私がそのタイプだったんです。
一般的に、発達障害の診断を受けると、「自分が悪かったんじゃなくて、脳の特性のせいだ」と分かってホッとする人が多いと聞きますが、私の場合は逆でした。むしろショックだったんです。なぜなら、自分ではどうしようもない部分があるんだと実感して、コントロールできないことに気づいたからです。
診断を受けた後、少なくとも半年間はそのことに落ち込んでいました。
また、私の場合、外見上は「定型っぽい」と思われがちなんです。(発達障害がない人とある人を、それぞれ「定型」「非定型」と呼ぶことがあるので、これからはそう表現しますね。)つまり、周囲の人たちからは「慣れればうまくこなせるだろう」と思われてしまうんです。でも、実際は、定型の人たちの振る舞いを真似してきた結果、そう見えるだけで、根本的には違うんです。
それが私を苦しめるところでもありました。
そして、心療内科での診断を受けてから半年後、手帳を申請することに。手帳を取得するためには、医師の診断書と通院履歴が必要です。手帳が必要ない人は申請しなくても大丈夫ですが、私のように障がい者雇用を探している場合、手帳が必要になります。私にとって手帳取得は必要だったので役所に申請に行くことにしました。
次回は血液検査の結果やお仕事などについてなどなど書き進めていきますね。お楽しみに!

